平和とは
他人に「協調を求めること」
ではありません。
相手の首根っこをつかまえて
自分に合わせろと
強制することではないのです。
ましてや攻撃をしかけて
ねじふせることでもない。
「自分の外側を何とかする」のでは、
何も動きません。
自分が
“どのような素材” で
“どのようにできているか” を
紐解いていくと、
すべての人が
つながっていることがわかります。
結果として
「他者も自分である」
という意識に
つながっていきます。
ということは、
他者を傷つけることは、
おのずと
自分を傷つけていることと同じ。
つまり、
外側への攻撃は
いつまでもいつまでも
自分に対して痛みをつくり続けているのと
変わらないわけです。
外へ外へ向かうよりも
自分の奥深くにふれて、
そこから先が
どれほど広がっているか、
その先に続く道を
自分の中から見つける必要があります。
いつだって
“コントロール”できるのは
「自分」しかありません。
自分の「外側」で
日々起こっている出来事やイベントを
いくら何とかしようと思っても、
それは“鏡の中の自分” を
変えようとしているにすぎないのです。